化学物質に汚染された家=シックハウスの増加に歯止めをかけるため、政府は2003年に「シックハウス法」を制定します。

①化学物質(揮発性の有機化合物)を発散する建築材の使用を制限したり、使用禁止にする。
②機械換気システムの設置を義務付ける(24時間換気システム)

というものです。しかし、法律の施行後もシックハウスは減少しませんでした。使用禁止となったのはシロアリ防除剤に使われる化学物質のみで、他は使用量の制限に留まってしまったからです。それほどまでに現代の住宅建築には化学物質が欠かせなくなっているのです。

住宅に使われている化学物質は約500種類と言われているそうですが、実際に規制の対象となっているものはごく僅か。体に悪影響を及ぼす事が証明されれば、今後改定を重ねていくというのがこのシックハウス法です。

シックハウスの原因になる化学物質が解明されていない今、安全といえる住宅はないものでしょうか?

そのひとつに「乾燥された天然無垢材」をふんだんに使った住宅が挙げられます。無垢材とは山や森で育った原木からひき割った、いわゆる自然素材です。当然、化学物質は使用していません。

乾燥されたという条件が付くのは、木は水分が抜ける過程で変形や収縮をしてしまうからです。乾燥が十分ではない木材を使用してしまうと住宅の壁や床に隙間ができ、結露やカビ、ダニなどの原因となってしまう場合があります。

無垢材という言葉を初めて聞いた方もいるのではないでしょうか? 本来日本の住宅は自然素材であったはずです。時代が変わって、建築方法が変わり、材料も無垢材から加工材料に変わっていきました。今は大量生産が重視されています。早く、より多くの物を安くというのが当たり前になってしまいました。

家族と長期間を過ごす住宅にそれを当てはめるのは非常に危険です。アトピー素因を日本人の30%(4000万人以上)が持っているからです。破格の新築戸建て(いわゆるローコスト住宅)を購入したら、実は化学物質を多量に用いたシックハウスで家族がアレルギー疾患になってしまった。元々アレルギーはあったが症状が悪化してしまった。という話も珍しくはありません。

未だに化学物質を発生させる木造建築が多い中、無垢材を使って健康的な家づくりをする工務店もあります。私たち押田建築もその一社です。アトピーが改善したというお客様の声もたくさん届いています。アトピーにお悩みの方、家族を優しく守ってくれる、そんな住宅をお探しの方はぜひご相談ください。

健康住宅(アトピー対策について)

どのような材料を使用するか?

国産材

通常使う壁紙材との比較

通常・・・ビニールクロス

アトピー対策・・・吸放出クロス&漆喰

床材

通常・・・カラーフローリング

アトピー対策・・・無垢フローリング

屋根裏換気について

小屋裏の中で、熱い空気がこもるため、強制的に外部に排出するように配慮しています。

お客様の感想

知人の紹介で、安心して任せることができる建築会社があると薦められました。まずは完成見学会に行って、家族の健康を考えたこだわりのある家で「こんな家で暮らしたら心地が良さそう」と思いました。こちらの思いや考えを丁寧に聞いてくれたことも大きかったと思います。 板倉工法のおかげで暑い日でも心地よく過ごすことができ大満足です。